圧力センサーとアプリ連携により固定状態を常時確認できる「Smart Suction Go」。吸着式ラックの実用性向上を狙う。写真=Allen

Allenは、吸着圧をスマートフォンでリアルタイムに確認できるルーフ装着型自転車ラック「Smart Suction Go」を発売した。吸着圧の低下を検知すると警告を表示するほか、前後分割の2ピース構造を採用し、持ち運びやすさも高めた。

3月31日付のモビリティ専門メディアBikeRumorによると、新製品は既存モデル「Smart Suction Bike Rack」の主要機能を引き継ぎつつ、構造を簡素化した。これにより、携帯性を高めるとともに、価格も抑えたという。

最大の特徴は、吸着式ラックで気になりやすい固定状態を可視化できる点にある。吸着カップに内蔵したセンサーが圧力を検知し、Bluetooth経由でスマートフォンに送信する。固定力が低下した場合は警告を出す仕組みだ。

最高経営責任者(CEO)のアレックス・アレン氏は、「ドライバーは、吸着が確実に固定されたことを示す明確なサインを求めている」とした上で、「こうしたリアルタイム監視機能がユーザーの信頼を高める」と説明した。

構造設計も見直した。従来モデルが一体型フレームだったのに対し、Smart Suction Goは前後分割の2ピース構造を採用した。

前部にはフォークマウントと大型吸着カップ3個を搭載し、後部は後輪を固定しながら吸着カップ1個で車両側に装着する。収納時のかさを抑えられるほか、後部にハンドルを追加し、持ち運びや保管もしやすくした。

工具は不要で、吸着により着脱できる。設置場所は車両ルーフに加え、リアガラスやバンのリアドアなども想定している。

スマートフォンアプリとは設置後に連携し、吸着圧の状態を継続的に監視する。Apple CarPlayとAndroid Autoにも対応しており、車載ディスプレイ上でも状態を確認できる。

自転車の固定にはフォークマウント方式を採用した。9×100mmのクイックリリースに加え、12×100mm、15×110mm、15×100mmのスルーアクスルに対応する。別体の後輪固定機構により、ホイールベースやタイヤ幅の適合範囲も広げた。

積載できる自転車の重量は約35ポンド(約16kg)以下。

価格は299ドルで、すでに販売している。吸着式ルーフラックの手軽さを維持しながら、センサーによる監視機能とコンパクトな構造を組み合わせ、安全性と利便性の両立を図った製品として投入した。

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