写真=Shutterstock。Gmailアドレスをアカウント再作成なしで変更できるようになり、移行時の負担軽減につながる

Googleは、米国のユーザー向けにGmailアドレスを変更できる機能の提供を順次始めた。新しいアカウントを作成しなくてもアドレスを変更でき、既存のアカウントデータやメールはそのまま維持される。

米TechCrunchが3月31日に報じた。GoogleがGmailの提供開始から約20年を経て、メールアドレス変更機能の正式提供に踏み切った形だ。対象は当面、米国のユーザーに限られる。

今回の機能では、GoogleアカウントのGmailアドレスを変更しても、既存のデータやメールを引き継げる。利用可能なユーザーは、Googleアカウントの設定画面にある「個人情報」「メール」「Googleアカウントのメール」から、変更手続きに進める。

変更回数には制限がある。Googleによると、メールアドレスの変更は12カ月に1回までで、新たに設定したGmailアドレスは同じ期間中は削除できない。

旧アドレスも失われない。Googleは、従来のGmailアドレスを代替アドレスとして維持し、新旧いずれのアドレスでもGoogleのサービスにログインできるとしている。アドレス変更に伴う移行時の負担を抑える設計といえる。

これまでGmailアドレスは、いったん作成すると変更できなかった。このため、氏名や所属先の変更、個人情報の露出への懸念が生じた場合でも、新規アカウントの作成やデータ移行、複数アドレスの管理が必要だった。今回の機能は、こうした手間を減らすものとなる。

一方で、今後どの程度のペースで対象が広がるのかは現時点では明らかでない。米国外への展開の有無に加え、外部サービスで登録メールアドレスとしてGmailを利用している場合の案内がどうなるかも、実際の使い勝手を左右しそうだ。Googleはまず、旧アドレスを残したまま新アドレスへ移行できる仕組みを整えた。

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