BankSaladは4月1日、2025年の売上高が260億ウォン(約3億円)となり、前年の147億ウォンから77%増加したと発表した。営業費用は336億ウォン(約4億円)で14%増にとどまり、収益性も改善した。
株式報酬費用などの非現金費用を除いた営業費用は279億ウォン(約3億円)。これをベースとする調整EBITDAはマイナス19億ウォン(約2300万円)となり、前年に比べて74%改善した。
非現金要因と、償還転換優先株(RCPS)に関する一過性の会計要因を除いた当期純損失は6億ウォン(約700万円)水準で、前年から89%縮小した。通期黒字化を視野に入れる水準になったとしている。
同社は2025年の事業報告書からK-IFRSを導入した。K-IFRS上で負債に分類されるRCPSについても普通株に転換し、資本として計上した。
事業成長も続いている。BankSaladはマイデータ導入以降、直近2年間の年平均売上高成長率(CAGR)で104%を記録した。
保険売上高は前年比160%増加した。データとAIを活用した保険診断サービスの相談件数も146%増えた。
利用指標も改善した。月間アクティブユーザー(MAU)は22%増、ユーザー当たり売上高(ARPU)は25%増となった。広告売上高も175%増加し、収益源の多角化が進んでいる。
今後は、融資、カード、保険の各分野でデータ基盤の金融AIエージェントの高度化を進める。サービスと運営全般をAI中心に転換する「AIネイティブカンパニー」戦略も強化する方針だ。
同社関係者は「データとAI技術を基盤に、顧客に実質的な金融メリットを提供するプラットフォームとしての競争力を強化している。顧客中心のデータプロダクトを通じ、成長性と収益性を同時に確保していく」とコメントした。