Coatueが今年1月、潜在投資家向けにAnthropicの業績見通しや企業価値評価を盛り込んだ資料を提示していたことが分かった。米メディアNewcomerが31日報じた。
Coatueは、2月にAnthropicが実施した300億ドル規模の投資ラウンドを主導したベンチャー投資会社。Newcomerによると、今回のスライド資料は匿名の情報提供者を通じて入手したという。
資料では、Anthropicの2026年売上高を180億ドル(約2兆7000億円)、EBITDAベースの赤字を140億ドル(約2兆1000億円)と試算した。2026年末時点の年換算売上高(ランレート)は300億ドル(約4兆5000億円)に達すると見込んでいる。
年換算売上高300億ドルは、月次売上高に換算すると約25億ドル(約3750億円)となる。
Newcomerは、Anthropicの年換算売上高(ARR)がすでに190億ドル(約2兆8500億円)に達しているとの直近報道にも言及した。この水準は、Coatueの2026年売上高見通しを上回る可能性があるとしている。
2031年については、さらに強気の前提を置いた。Coatueは、Anthropicの売上高が2000億ドル(約30兆円)に達し、EBITDAベースで480億ドル(約7兆2000億円)の黒字を確保すると予測。ARRは2240億ドル(約33兆6000億円)を見込んだ。
企業価値については、2030年に約1兆9950億ドル(約299兆2500億円)に達すると試算した。これは予想EBITDAの41倍に相当する。2031年の企業価値見通しは2兆4130億ドル(約361兆9500億円)としている。