Douzone Bizonは3月27日、取締役会の再編と共同代表制への移行を発表した。EQTによる株式取得を踏まえてガバナンス体制を強化するとともに、非上場化後の迅速な意思決定を通じて事業再編を加速する狙いだ。
同日、ソウル市中区のDouzone Eulji Towerで開いた「2026年ビジョン宣言式」では、新たな経営体制とあわせて新スローガンも公表した。同社は、グローバル標準に沿った経営体制への転換を打ち出したとしている。
同社によると、取締役会にはヨナス・ペルソンEQTシニアアドバイザーらが加わり、新たな体制を整えた。EQTの投資哲学に基づき、経営の自律性を維持しながら、グローバルネットワークの支援を受けられるガバナンス体制の構築を進める。
EQTは3月26日、Douzone Bizon株式の約90%を取得したとし、関連法令に基づいて上場廃止に向けた手続きに入る方針を明らかにしていた。Douzone Bizonは、非上場化が完了すれば意思決定のスピードが高まり、組織再編の推進力も強まるとみている。
経営体制では、ERPプラットフォームビジネスグループ(ERPBG)のイ・ガンス副会長と、AXイノベーションビジネスグループ(AXIBG)のチ・ヨング社長が共同代表に就いた。既存の中核事業の基盤を固める一方で、新規事業の育成とグローバル展開を加速する二軸戦略を進める。
宣言式では、デジタルB2Bエコシステムを主導するため、全社の経営資源を集中する方針も改めて示した。あわせて、新たな経営ビジョンを象徴するスローガン「Authentic Innovation, AX and More」も公開した。
イ・ガンス副会長は、グローバルパートナーの参画について「単なる資本の受け入れにとどまらず、Douzone Bizonが市場で最高水準の品質を追求するための強固な基盤になる」と述べた。そのうえで、「経営効率化で生まれた資源を技術力と顧客サービスの強化に継続的に投資し、ソリューションの高度化を通じて市場の信頼に応えていく」と強調した。
チ・ヨング社長は、EQTとの協業について「Douzone Bizonが培ってきた競争力を土台に、国内AIエコシステムの新たな標準を示す転機になる」と説明した。さらに、「単なる技術導入にとどまらず、韓国企業の業務環境に最適化したAI活用を主導し、グローバル標準に認められるAXリーダーを目指す」と述べた。