XRPのイメージ。写真=Shutterstock

XRPは1.36ドル(約204円)前後で推移し、2025年11月以降の下落基調が続いている。大口保有者の売却が相場の重しとなる一方で、テクニカル面ではRSIダイバージェンスが確認されており、短期的に11%前後の反発余地も意識されている。BeInCryptoが27日、報じた。

足元では下落ペースこそ鈍っているものの、相場の戻りは限定的だ。背景には、大口投資家の継続的な売りと、短期保有者の利益確定・損切りが出やすい地合いがある。

Glassnodeの純未実現損益(NUPL)によると、短期保有者は含み損が縮小する局面で売却に動きやすい傾向がある。NUPLは2025年11月にマイナス0.06、2026年1月にマイナス0.003、2月にマイナス0.80、3月にマイナス0.31となった。損失の改善局面ごとに売りが出ており、これが売り圧力を強めている。

大口保有者の売却も重しとなっている。XRPを1億〜10億枚保有する大口ウォレットの残高は、2025年10月の96億1000万枚から足元では82億9000万枚に減少した。6カ月で13億2000万枚分の保有が減った計算で、市場心理の悪化にもつながっている。

こうした売りが続く一方で、チャート上では短期反発の兆しも出ている。2025年12月31日から2026年3月26日にかけて、XRP価格は安値を切り下げた一方、RSIは上昇した。弱気局面で見られる強気ダイバージェンスで、過去には21%の反発につながったパターンと似ているという。

目先の焦点は1.36ドルの攻防だ。この水準を明確に上抜けば、1.50ドル(約225円)まで戻す可能性がある。ただ、その場合でも戻り売りに押される可能性がある。

今回の反発が一時的な戻しにとどまらず、トレンド転換につながるかどうかを見極めるうえでは、直近高値の1.60ドル(約240円)の回復が重要になる。この水準を上回って初めて、下落基調の崩れが意識される。

一方、1.36ドルを維持できなければ、次の下値メドとして1.29ドル(約194円)や1.20ドル(約180円)が視野に入る。底打ちがまだ確認できず、損失確定のサイクルがなお続いている可能性を示すシグナルといえそうだ。

BeInCryptoは、足元の1.36ドルが、11%前後の反発と一段安を分ける重要な分岐点になっていると伝えている。

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