Alphabet傘下のWaymoが、米国のロボタクシー市場で存在感を強めている。現在の有料配車件数は週50万件に達し、2年前の10倍に拡大した。
TechCrunchの27日付報道によると、Waymoは米10都市で有料のロボタクシーサービスを展開している。
サービス提供地域は、フェニックス、サンフランシスコ、ロサンゼルスに加え、オースティン、アトランタ、マイアミなどへ広がった。第5世代の自動運転システムを搭載した車両は3067台で、今後はZeekrのミニバン「オハイ」とHyundaiのIoniq 5に第6世代システムを導入する計画だ。
事業拡大に伴い、規制面での課題も浮上している。米道路交通安全局(NHTSA)と国家運輸安全委員会(NTSB)は、Waymoのロボタクシーによるスクールバスの認識を巡る問題を調査中だ。サンフランシスコ市当局は、交通渋滞への影響も指摘している。
Waymoは自動運転分野で先行しているものの、取扱件数ではUberに及ばない。Uberは2025年、配車と配送を合わせて年間135億件のサービスを完了した。配車事業単体でも、1時間当たり100万件超を処理したという。
Teslaはテキサス州オースティンで有料ロボタクシーサービスを始めたが、カリフォルニア州では関連許可を取得できていないとされる。Motional、Avride、Zooxも年末までの有料サービス開始を目指しているが、Waymoとの差を縮めるのは容易ではない見通しだ。
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