Unity Technologiesは、ironSourceの広告ネットワークを4月30日で終了する。併せて、カジュアルゲームのパブリッシング子会社Supersonicの売却手続きにも着手した。事業の簡素化を進め、中核事業と新技術への経営資源集中を図る。
同社は投資家向けアップデートで、ironSource広告ネットワークの終了を明らかにした。Supersonicについても、売却に向けた手続きを進めている。
今回の見直しについてUnityは、中核事業と新技術に集中するための事業整理の一環だと説明している。
イスラエルの現地メディア「Calcalist」は27日、今回の措置について報じた。2022年の合併時には、ironSourceの広告事業が統合後の中核事業になると見込まれていたが、実際には想定と異なる展開となった。UnityはironSourceネットワークの拡大ではなく、自社の広告インフラへの投資を優先し、既存プラットフォームをAIベースのシステムへ刷新して「Unity Vector」(広告プロダクト)として展開した。
Calcalistによると、2024年初めにはironSourceの共同創業者がUnityを離れた。当時の最高経営責任者(CEO)だったトマー・バル=ゼエブ氏も同時期に退社したという。
Supersonicは、「Bridge Race」「Going Balls」「Build a Queen」などのヒット作を手がけるカジュアルゲームパブリッシャー。現在は財務アドバイザーの支援を受け、売却手続きを進めている。
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