オムニチェーン対応ステーブルコイン「USDT0」が、StripeとParadigmが共同開発した決済特化のレイヤー1ブロックチェーン「Tempo」に対応する。The Blockが26日(現地時間)に報じた。USDT0は、ステーブルコイン最大手のUSDTをオムニチェーン対応で展開したトークンだ。
USDT0は、LayerZeroのオムニチェーン・ファンジブル・トークン標準に基づいて発行され、USDTと1対1で連動する。ロックと発行・焼却の仕組みによって、別個のブリッジを使わずにチェーン間を移転できるのが特徴だ。
USDT0は昨年初めのローンチ以降、12カ月で累計取引量が700ドルを超えた。2月にはUSDTの発行元であるTetherが、LayerZero Labsに戦略投資を実施している。
Tempoは、USDT0にとって23番目の対応チェーンとなる。USDT0は現在、Ethereumメインネットと主要なレイヤー2に加え、MonadやHyperliquidなどの新興チェーン、Bitcoin拡張レイヤー、StableやPlasmaなどUSDT特化型ネットワークでも展開している。
Tempoは、高スループットと低手数料を目指すレイヤー1だ。プロトコル層には、ステーブルコインのスワップを支援する自動マーケットメーカー(AMM)を備える。USDT0の共同創業者ロレンツォ・R.は、「USDT0のTempo対応によって、ドル流動性を主要チェーン全体で迅速かつシームレスに、予見可能な形で移動させる接続基盤を構築している」と述べた。
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