写真=Namyang Dairyの第62期定時株主総会(3月27日、同社提供)

Namyang Dairyは3月27日、5年ぶりの黒字転換を受けて増配と特別配当を実施すると発表した。2025年業績の改善を踏まえ、株主還元を強化するとともに、安定成長への移行を本格化させる。

同社は同日、ソウル市江南区の本社で第62期定時株主総会を開き、経営正常化の進捗や今後の成長戦略、株主価値向上策を株主に示した。

株主総会で議長を務めた代表執行役員社長のキム・スンオン氏は、「昨年は収益性を重視した戦略を全社で進めた結果、5年間続いた赤字構造から脱し、黒字転換を実現した」と述べた。

2025年の連結業績は、売上高が9141億ウォン、営業利益が52億ウォン、当期純利益が71億ウォンだった。同社は、収益性の低い製品の整理と競争力重視のポートフォリオ再編が、黒字化につながったとしている。

株主総会では、第62期の財務諸表承認とあわせて増配案を可決した。配当は普通株1株当たり1428ウォン、優先株1株当たり1433ウォン。総配当額は約112億ウォンで、前年に比べ約1250%増となる。

あわせて、前オーナー一族の横領・背任に関連し、被害弁済のために供託された82億7000万ウォンを全額、株主への特別配当に充てることも決めた。同社は、配当性向40%超の高水準配当とあわせ、過去の経営陣問題で毀損した企業価値の立て直しと株主の信頼回復につなげる考えだ。今回の株主還元を通じ、過去の経営リスクに一定の区切りをつけ、責任ある経営体制の強化を進めるとしている。

株主総会ではこのほか、財務諸表承認、新任取締役の選任、新任監査の選任、取締役報酬限度額の承認などの主要議案をいずれも原案通り可決した。これにより、ハン・アンド・カンパニーのチョン・ジュニョン副社長を非常勤取締役に、法律事務所カンムルの代表弁護士であるオ・ドファン氏を監査に、それぞれ選任した。

キム社長は「2026年は成長が見込める販路とカテゴリーを軸に売上拡大と収益性改善を進め、安定成長の軌道に乗せる年にしたい」と述べた。そのうえで、「増配に加え、自社株の取得・消却なども通じて株主価値の向上と市場の信頼回復に取り組む」と語った。

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