AIインフラ企業のVesslAIは3月27日、NVIDIAの最新GPU「GB200」と「B300」を確保したと発表した。国内で両製品を同時に提供する唯一のGPUクラウド事業者だとしている。
同社によると、B300は大規模AIモデルの推論、GB200は超大規模モデルの学習に適しており、多様なAIワークロードに対応できるという。
提供形態も見直した。A100やH100などの主要GPUに加え、ストレージやAI開発プラットフォームをセルフサービス方式で提供する。個別の協議を経ずに即時利用できるため、必要なタイミングでGPUを確保しやすくなり、AI開発のスピード向上につながるとしている。
料金面では、ハイパースケーラー並みの分単位課金に対応。「スマートパージング(自動一時停止・再開)」機能も備え、遊休リソースの無駄を抑えることで、AIインフラの総所有コスト(TCO)を削減できるようにした。料金体系の透明化と柔軟なクレジット管理により、従来のGPUクラウドに比べて導入・運用のハードルも下げたとしている。
今後は、グローバルクラウドとのパートナーシップを基盤に、供給規模を段階的に拡大する計画だ。
アン・ジェマン代表は「GB200とB300の確保後、需要企業からの問い合わせが急増している。グローバルパートナーシップを基盤に、供給規模を順次拡大していく」とコメントした。その上で、「A100からB300まで、国内で最も幅広いGPUラインアップを備えるGPUクラウド事業者として、国内企業のAIインフラ競争力の向上に貢献したい」と述べた。
著者について