写真=Pearl Abyss

Pearl Abyssは3月27日、果川の本社「ホーム・ワン」で第17期定時株主総会を開き、新作「Crimson Desert」の初動実績や今後の運営方針を説明した。DLCの具体的な計画は現時点で未定として、まずはゲームの安定化と本編販売の拡大に注力する方針を示した。

総会では、財務諸表および連結財務諸表の承認、取締役・監査役に関する報酬限度規定の新設、社外取締役の選任に関する3議案が、いずれも原案通り可決された。取締役の報酬限度額は100億ウォンとした。

ホ・ジニョン代表は営業報告で、2025年の連結売上高が前年比9.8%増だったと説明した。一方で、「Crimson Desert」のマーケティング費用の増加により営業損失を計上したほか、前年に発生した外貨関連利益の反動もあり、最終赤字となったと述べた。

既存タイトルは堅調に推移した。「Black Desert」IPの年間売上は前年比4.2%増、「EVE」は拡張パックを2回投入した効果で13%増となった。

### Crimson Desert、4日で300万本販売

ホ代表は、「Crimson Desert」の発売直後の実績について、Steamの売上ランキング首位、同時接続者数のピーク24万人、Twitch視聴者数54万人を記録し、発売4日で300万本を販売したと明らかにした。

発売初期に指摘された一部の返金対応については、「市場に対し、一般的な水準にとどまっていると説明した」と述べた。

株主からは、ストーリー性の薄さを指摘する声も上がった。これに対しホ代表は、「ストーリー面で物足りなさがあるという点は、開発チームとしても重く受け止めている」としたうえで、「ゲームプレイの強化に集中した結果、多くのユーザーに楽しんでもらえており、その方向性には一定の妥当性があったとみている」と語った。

### DLCは未定、タイトルの長期運営を模索

ダウンロードコンテンツ(DLC)や今後の売上戦略に関する質問も相次いだ。ホ代表は、「DLCを個別に販売する方法だけでなく、コンテンツ拡張を通じて本編の販売を継続的に伸ばすやり方も十分あり得る」と説明した。

そのうえで、「具体的なDLC計画はまだ固まっていない」とし、「まずはゲームの安定化と本編販売の拡大に集中し、収益性を踏まえて方向性を決める」と述べた。

「Crimson Desert」後、次回作「DokeV」までの空白を懸念する声も出た。ホ代表は、「2〜3年以内に新たなIPを披露しなければならないというミッションがある」としたうえで、「それまでの間は、既存の発売タイトルを長く運営していく必要がある」と話した。

「DokeV」は「Crimson Desert」と同じBlackSpace Engineをベースに開発しており、年内に開発状況を公開することを目標としているという。

ホ代表は最後に、「Crimson Desertは、ユーザーからのフィードバックを踏まえて継続的にアップデートし、長く愛されるゲームに育てていく」と強調した。さらに、「今年はCrimson Desertの発売成果をもとに業績改善を実現し、株主に報いたい」と述べた。

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