写真=Netmarble本社「G-Tower」

Netmarbleは3月25日、主力開発子会社のNetmarble Neoと包括的株式交換を実施し、Netmarble Neoを完全子会社化すると発表した。これに伴い、Netmarble NeoのIPO計画は撤回する。グループ一体での経営体制を強化し、重複上場に対する市場の懸念解消につなげる狙いがある。

完全子会社化によって親子会社間の利害を一本化し、意思決定の迅速化と経営効率の向上を図る。Netmarbleは、経営資源の配分を機動的に進めることで、財務面の安定性向上にもつなげたい考えだ。

今回の決定について同社は、資本市場で継続的に指摘されてきた重複上場への懸念を和らげ、企業価値向上にも資すると説明している。

株主利益への配慮として、株式交換に伴う新株発行分に相当する自己株式を取得・消却する方針も示した。これにより、希薄化懸念を実質的に抑えるとしている。

Netmarble Neoは今後、新作開発に経営資源を集中する。2026年下期に投入予定のローグライトアクションRPG「俺だけレベルアップ:Karma」のほか、「Project Bloomwalker」など複数の新作を準備している。

Netmarble関係者は、「過去に上場を推進していた時期も、今回撤回を決めた現在も、目的は株主価値の最大化にある。足元では重複上場に対する市場の見方が厳しさを増し、規制環境も変化している。こうした状況を踏まえれば、IPO撤回の方が株主利益により合致すると判断した」とコメントした。

そのうえで、「潜在的な株主価値の毀損懸念を抑えつつ、経営効率化を進める。あわせて自己株式の取得・消却により、希薄化防止にも取り組む」と述べた。

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