Jiransoft Securityは24日、子会社SSRとともに、企業価値の向上と株主価値の最大化に向けて株主還元を強化すると発表した。両社は保有する自己株式を全量消却するほか、今後取得する自己株式についても全量を消却する方針だ。
Jiransoft Securityが23日に開示した内容によると、同社は保有する自己株式40万株の全量消却を決定した。あわせて自己株式取得に向けた信託契約を新たに締結し、今後取得する株式についても全量を消却する計画としている。
同社はまた、SSRの株価が企業価値に比べて割安な水準にあると判断し、責任経営の強化の一環としてSSR株式を継続的に買い増す方針も示した。
SSRも株主価値の向上を目的に、保有する自己株式38万2090株を全量消却する。あわせて自己株式取得のための信託契約を締結し、今後取得する自己株式も全量を消却する方針を開示した。
今回の措置により、両社合計で発行済み株式数は78万株超減少する見通しだ。流通株式数の減少に伴い、1株当たり価値や1株当たり純利益(EPS)の改善が期待されるほか、既存株主の持ち分価値の向上も見込まれる。
Jiransoft Securityの関係者は「今回の決定は、割安に評価されている株価の安定化と、中長期の成長基盤の整備を目的としたものだ」と説明した。その上で、「今後も事業成果の創出と積極的な株主還元を通じて、市場からの信頼を一段と高めていく」と述べた。
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