Selvas AIは3月24日、車載向け音声認識ミドルウェアを軸に、モビリティAI事業を強化すると発表した。複数のグローバル音声認識エンジンを車載環境で統合・制御できる技術を強みに、OEMやティア1サプライヤーの需要取り込みを狙う。
同社の車載音声認識ミドルウェアは、Amazon Alexa、Baidu、Cerence、SoundHoundなど異なる音声認識エンジンを、車載環境で安定的に動作させるための統合・制御技術だ。特定のエンジンに依存しない構成を採用しており、多言語対応や車両システムとの統合、安定性の確保といったOEMおよびティア1サプライヤーの要件に対応する。
Selvas AIは2020年から関連技術の開発を進め、欧州、米州、アジアなどの多様な言語に対応するミドルウェア環境を構築してきた。主要完成車メーカーの車両への適用に加え、量産供給の実績もあるとしている。
今後は、鉄道や産業用モビリティ分野にも展開を広げる方針だ。
Selvas AIモビリティラボのイ・イルヨン氏は「量産車への適用経験こそが競争力の源泉だ」とした上で、「検証済みの技術を基盤に、モビリティ全般へAI事業を拡大していく」と述べた。
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