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AIアプリ開発プラットフォームを手掛けるLovableが、M&Aを本格化する。コーディングAI分野で競争が激しさを増す中、外部チームやスタートアップの取り込みを通じて組織強化を急ぐ構えだ。

米TechCrunchによると、共同創業者兼CEOのアントン・オシカ氏は23日(現地時間)、Xへの投稿で「Lovableに参画する優れたチームやスタートアップを探している」と明らかにした。

オシカ氏は、Lovableの主要メンバーの多くが直前まで創業者だったと説明した。起業家気質の人材が自律的に動ける組織文化を築いてきたとしたうえで、魅力的なプロジェクトに取り組むチームであれば、Lovableの下でより大きな規模で開発を続けられると強調した。

同社がM&Aに力を入れる背景には、コーディングAI市場での競争激化がある。Cursor、Replit、Boltといった競合に加え、OpenAIやAnthropicもコーディング機能の強化を進めており、競争環境は一段と厳しさを増している。

Lovableで成長部門を率いるエレナ・ベルナ氏はこれまで、大手AI企業との競争に対して警戒感を示していた。

業績も拡大が続く。Lovableの年間経常収益(ARR)は、2025年末の2億ドルから足元で4億ドル(約600億円)に増加した。プラットフォーム上で日次に新規生成される「バイブコーディング」のプロジェクト数も20万件を超えた。

Lovableによる買収は今回が初めてではない。2025年11月には、クラウドインフラチームの強化を目的にクラウドサービス企業Molnettを買収している。

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