Resolvのステーブルコイン「USR」が大規模な攻撃を受け、約8000万ドル相当の無担保トークンが不正発行され、約2500万ドルが流出した。暗号資産メディアのThe Blockが22日(現地時間)に報じた。
報道によると、攻撃者は10万USDCをResolvの関連コントラクトに預け入れ、約5000万USRを取得する手口で不正発行を行った。
USRは、ETHとBTCをベースにデルタニュートラル戦略で運用される米ドル連動型のステーブルコイン。攻撃後、Curve Financeのプールでは0.025ドルまで急落した。
その後は0.85ドル前後まで持ち直したが、1ドルへのペッグはなお回復していないという。
攻撃者は取得したUSRをUSDCとUSDTに交換した後、ETHに換えた。現在、当該アドレスには約1万1409ETHの残高がある。
Resolv Labsは攻撃を認め、プロトコルの全機能を停止した。担保プールについては、損失は発生していないと説明している。
セキュリティ専門家は、プロトコルのSERVICE_ROLEアカウントが単一アカウントで運用されていた点に加え、オラクル検証や発行上限の設定がなかった点を問題視している。
USRの規模は攻撃前に約4億ドルだったが、現在の時価総額は1億ドル規模まで縮小したという。
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