MegazoneCloudは3月23日、科学技術情報通信部と情報通信産業振興院(NIPA)が実施する「AIバウチャー支援事業」の供給企業に採択されたと発表した。あわせて、同社のエンタープライズ向けAI基盤「AIR Studio」の導入を希望する需要企業の募集を始めた。
同社は、AI導入を検討する企業が政府のAIバウチャーを活用してAIR Studioを導入できるよう支援する。
AIバウチャー支援事業は、AI製品・サービスの導入を希望する需要企業にバウチャーを交付し、それを使って必要なAIソリューションを導入・活用できるよう後押しする制度だ。
主な対象としては、AI導入の必要性を感じながらも予算負担を理由に先送りしている企業、具体的な活用課題があるものの実行段階に進めていない企業、社内の人材や経験が不足し導入が難しい企業、導入の検討は進めたが優先順位が下がっている企業などを想定している。
MegazoneCloudは本事業を通じて、「AIR Studio」を供給する。中堅・中小企業やスタートアップ、医療機関などの対象企業に対し、政府支援を踏まえた費用や運用のシミュレーションを含め、導入、構築、運用の高度化まで一貫して支援する方針だ。
AIR Studioは、生成AIを単に導入するだけでなく、セキュリティ、権限、コスト、ポリシーを統合管理し、実際の業務に合わせて安定的に拡張・運用できるようにするエンタープライズ向けAI基盤と位置付けている。
MegazoneCloudのコン・ソンベCAIO(最高AI責任者)は、「AIバウチャーは、初期投資の負担を抑えながらAIサービスを実務に適用し、効果検証まで進められる良い機会だ」とコメントした。
需要企業は、LinkedInやFacebookなど同社の公式SNSを通じて相談を申し込める。受け付けた内容に応じて、AIバウチャーの申請手続き全般について支援を受けられるという。