キム・ジンス教授 写真=Fadu

Faduは3月23日、ソウル大学のキム・ジンス教授を最高研究責任者(CRO)に起用し、AIデータセンター向けストレージ事業に参入すると発表した。次世代ストレージシステムと専用SSDの開発を進め、年内に初の概念実証(POC)を公開する。

同氏は、ソウル大学でコンピュータアーキテクチャとシステムソフトウェアを研究してきた。Naverのファイルシステム開発に携わるなど、大規模ストレージソフトウェアとシステム設計の分野で産学連携の実績を持つ。

同氏が率いる研究チームは、AIデータセンター向けの次世代ストレージシステムと専用SSDの開発を担う。Faduは、ハードウェアとソフトウェアの統合設計(Co-design)を通じて、AIワークロードに求められる大容量、超高速、高効率といった要件に対応するソリューションを開発する方針だ。

研究開発はすでに始まっており、年内に初のPOCを公開する予定だ。

Faduは今回のCRO起用を、SSDコントローラー供給企業から、AIワークロードに最適化したストレージアーキテクチャ全体を設計・提供する企業へと転換する節目と位置付ける。既存の汎用ストレージ製品では満たしきれない要件に対し、ハードウェアとソフトウェアの統合設計で対応する考えだ。

キム・ジンス教授は「FaduはグローバルAIデータセンターのエコシステムにおいて、すでに技術力が実証されている企業だ」とした上で、「コンピュータアーキテクチャとシステムソフトウェアの観点から、次世代ストレージの新たな可能性を共に切り開いていきたい」とコメントした。

ナム・イヒョン代表は「エンタープライズSSDで培ってきた技術力と市場での信頼が、本格的な事業成果に結びついている」と述べ、「キム・ジンスCROとともに、AIデータセンターストレージという新たな挑戦を始められることは意義深い」と語った。

その上で、「SSDにとどまらず、ストレージシステム全体を革新し、将来のAIデータセンターに不可欠な中核企業へ成長していく」と強調した。

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