Lam Research Koreaは3月23日、韓国雇用労働部と韓国産業安全保健公団が主管する「2026年 大・中小企業安全保健相生協力事業」で親企業に選定されたと発表した。半導体製造装置サービスを担う協力会社5社と安全コンソーシアムを立ち上げ、作業現場の安全保健水準の向上に共同で取り組む。
同事業は、従業員100人以上の親企業が協力会社や地域の中小企業とコンソーシアムを組み、安全保健の改善活動を進める場合、政府が技術面と財政面の支援を行う制度だ。
Lam Research Koreaは今年、U&INet、InSpro、AST、GT、B2B Engineeringの5社とコンソーシアムを結成した。いずれも半導体製造現場で装置の設置や保守を担う企業だ。
今後は、装置の搬入・搬出、設置、点検の各工程で想定される危険・有害要因を事前に洗い出し、予防につなげる取り組みを段階的に進める。
Lam Research Koreaによると、同社は2025年にSamsung Electronics主催の相生協力事業で「代表優秀協力会社」に選定された。2026年2月には、雇用労働部長官から「優秀企業選定書」を共同で授与されたという。
同社は、これまで協力会社として培ってきた事業運営のノウハウが、今回親企業としての役割を担う上での基盤になっていると説明している。
また、Lam Research Koreaは自社の環境・保健・安全(EHS)方針に基づき、グローバルで蓄積した知見を協力会社と共有する方針だ。参加企業は同事業の協議体を構成し、リスクアセスメントの実効性向上、現場安全点検、ヒヤリハット事例の洗い出しと改善などを進める。
パク・ジュンホン氏(Lam Research Korea韓国法人総括代表理事)は、「昨年は協力会社として取り組みを積み重ねたが、今年は親企業として相生の価値を実践できる点に大きな意義がある」とコメントした。さらに「Lam Researchが蓄積してきた安全に関するノウハウを国内協力会社と積極的に共有し、長期的には韓国の半導体製造装置サービス産業全体の競争力向上につながる安全保健協力エコシステムを構築していく」と述べた。