Xiaomiは、1兆パラメータ規模のAIモデル「MiMo-V2-Pro」を発表した。25万6000トークン以下の条件では、OpenAIやAnthropicなど米大手AI企業のモデルに近い性能を6〜7分の1のコストで実現するとしている。
VentureBeatによると、MiMo-V2-Proはスパースアーキテクチャを採用する。総パラメータ数は1兆だが、1回の推論で有効化されるのは420億パラメータにとどまる。
モデル規模は前世代の「MiMo-V2-Flash」の約3倍。100万トークンのコンテキストウィンドウにも対応する。
大規模データ処理では、7対1のハイブリッドアテンション構成を採用した。データの85%を高速にスキャンし、残る15%に集中的に演算を適用する仕組みだという。
ベンチマーク企業Artificial Analysisによると、MiMo-V2-ProはGlobal Intelligence Indexで10位にランクインした。中国製モデルとしては最高順位となる。
また、エージェント型の実務タスクを測るGDPval-AAでは、ELOスコア1426を記録。GLM-5の1406、Kimi K2.5の1283を上回った一方、Claude Sonnet 4.6の1633には届かなかった。
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