XRPが長期チャート上の重要な節目に差し掛かっている。Cointelegraphが19日(現地時間)に報じたところによると、暗号資産アナリストのチャートナード氏は、2026年10〜12月期が大きな転機になる可能性があると分析した。本格的な上昇の前に、0.70〜0.80ドルまで下押しするシナリオも想定している。
同氏は、多くの個人投資家が今後の調整局面に耐えられない可能性があると警告した。XRPは直近で1.60ドルまで反発した後、足元では1.45ドル前後で推移しており、短期的には底堅さも見せている。ただ、新たなチャート分析では、先行きが一筋縄ではいかない可能性が示されている。
チャートナード氏は、XRPが複数年にわたる三角形の収れん局面に入ったとみている。長期の上昇支持線と下降抵抗線が交差する節目が2026年10〜12月期ごろに訪れ、相場が方向感を鮮明にする可能性がある。こうした構造は大きなブレイクアウトの前に現れやすい一方、その前段階として最後の調整が入ることも多い。同氏は、いったん0.70〜0.80ドルまで下落した後、7倍程度上昇して10ドル超を目指すシナリオも示した。
ガウシアンチャネルも、この見方を裏付ける材料とされる。過去の値動きでは、XRPがガウシアンチャネルの上限に達した後、中間バンドまで調整する傾向があった。今回のサイクルでもXRPは上側バンドに達しており、中間バンドは0.73ドル付近に位置している。チャートナード氏は、短期的な値動きに振らされても、このパターンが再現される可能性は高いと強調した。
また同氏は、3月中も短期的な変動や上昇基調が続く可能性があるとしながら、「歴史はしばしば繰り返す」と述べ、調整局面がまだ完了していない可能性を示唆した。
一方で、XRPは直近で力強く反発したものの、1.80ドル、2.00ドル、2.40ドルの各抵抗帯を突破できず、上値の重さも改めて意識されている。今後、調整が深まれば1ドルを割り込む可能性も否定できない。足元では1.50ドルを下回る水準で推移しており、ここから追加の上昇モメンタムを形成できるかが焦点となっている。