XRPがテクニカル面で強含んでいる。「アダム・アンド・イブ」型の底入れパターンを上放れし、節目の1.5ドルを突破した。もっとも、上昇基調を明確にするには、10日・20日・50日EMA(指数移動平均線)を順に上抜けられるかが次の焦点となる。
暗号資産メディアのThe Crypto Basicが19日(現地時間)に報じた。報道によると、XRPは30日ぶりの高値圏で日足を終え、相場の持ち直しを示した。買い戻しの動きが再び強まる可能性がある一方、本格的な上昇局面への移行には主要EMAの突破が必要だという。
市場アナリストのChart Nerdは、XRPが1.5ドルをサポートとして維持し、上昇モメンタムを保てれば、短期的な目標値は1.8ドルになるとの見方を示した。「アダム・アンド・イブ」は、急落後の鋭い反発で形成される「アダム」と、緩やかな底固めで形成される「イブ」から成る底入れパターン。XRPはこの形を完成させた後も、上昇の流れを保っているという。
値動きを見ると、XRPは2月上旬に1.54ドルから2月12日の安値1.33ドルまで下落し、その後、2月15日にかけて1.5ドル近辺まで戻す過程で「アダム」を形成した。続いて2月末から3月初めにかけては、1.33ドル近辺を下値支持線として推移しながら「イブ」を形作り、その後は徐々に水準を切り上げ、3月16日に1.5ドルを突破した。Chart Nerdは、直近の調整局面でもブレイク後のネックラインを維持していると指摘している。
一方で、1.5ドルを維持できなければ、次の下値支持線は上昇トレンドラインが位置する1.42ドル近辺となる。Chart Nerdは、米証券取引委員会(SEC)が最近XRPをデジタル商品と位置づける見方も、短期的な相場を支える材料になっていると分析した。
上昇基調を維持するには、10日EMAの1.56ドル、20日EMAの1.8ドル、50日EMAの2ドルを順に突破する必要がある。なかでも20日EMAは、過去13カ月にわたってサポートとして機能してきた重要な水準で、足元の下落基調を反転できるかを見極める節目とされる。The Crypto Basicは、これら3本のEMAをいずれも上抜けられなければ、下落基調が続く可能性が高いと伝えた。