Axiosは18日(現地時間)、企業向け決済プラットフォームRampの顧客データを基に、AIツールを初めて導入する企業の73%超がAnthropicを選んでいると報じた。企業の新規導入先として、AnthropicがOpenAIを上回っている格好だ。
導入比率はこの数カ月で大きく変化した。10週間前はAnthropicとOpenAIが50対50で並んでいたが、2025年12月上旬時点ではOpenAIが60%、Anthropicが40%だった。
事業規模では、なおOpenAIが先行している。年換算売上高はOpenAIが250億ドル、Anthropicが190億ドルとされる。一方で、成長ペースはAnthropicの方が速いという。
Axiosによると、複数のFortune 500企業の幹部は、技術進化のスピードが速いことを踏まえ、単一のAIモデルに一本化することには慎重な姿勢を示している。
一方、OpenAIは個人向け市場で最も人気のあるチャットボットサービスを展開しているが、トークン利用コストを補助する構造のため、B2C市場では損失を計上している。
こうした中、Wall Street Journalは最近、OpenAIが企業顧客重視へ戦略転換する方向で検討を進めていると報じた。
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