ソウル市内の大型スーパーに並ぶアイスクリーム。写真=聯合ニュース

韓国の食品各社が、政府の物価安定策に合わせて菓子やアイス、量産パンの一部商品を値下げする。Lotte Wellfood、Binggrae、Orion、Haitai Confectionery、Samlipなどが、出荷価格を平均2.9〜13.4%引き下げる方針だ。

19日、業界によると、菓子分野ではLotte Wellfood、Haitai Confectionery、Orionの3社が計10品目を平均2.9〜5.6%値下げする。

Lotte Wellfoodは同日、ビスケット「オムマソンパイ」(127g、254g)を2.9%引き下げるほか、「青ブドウキャンディ」「桃キャンディ」などキャンディ3品目をそれぞれ4%値下げする方針を決めた。Orionは「ベベ」「Orionウエハース」「バイオキャンディ」を平均5.5%引き下げる。Haitai Confectioneryは「卵菓子ベベピン」「ロリポリ」などビスケット2品目を平均5.0%値下げする。

Lotte Wellfoodの関係者は「為替や油価など複数のコスト上昇要因に加え、中東情勢の不確実性拡大で厳しい環境が続いているが、生活経済の安定と消費者負担の軽減に向けて値下げを決めた」とコメントした。

アイス分野では、Lotte WellfoodとBinggraeが計8品目を平均5.4〜13.4%引き下げる。

Lotte Wellfoodは「チャルトクミルクかき氷」250mLと「ワ・ソーダ味」140mLの2品目を平均13.4%値下げする。Binggraeは「リンキーバー」「クスルポラポ(キウイ&パイナップル)」「王室クッキーサンド(ピーナッツバター)」など6品目を平均8.2%引き下げる。

Binggraeの関係者は「政府の物価安定方針に協力するため、アイス製品の出荷価格引き下げを決めた」と説明した。

量産パンでは、Lotte WellfoodとSamlipが値下げを実施する。Lotte Wellfoodは「キリン王マンドゥ」「キリン ひと口ハチミツホットク」など2品目を平均6.0%引き下げる。Samlipは「ポケットモンスター ゴース チョコケーキ」「カリフォルニア くるみクリームサンド」など5品目を平均5.0%値下げする方針だ。

今回の値下げは、製糖・製粉各社による小麦粉や砂糖の価格引き下げに加え、政府が物価安定に向けた対応を強めていることを受けた動きだ。食品業界全体でも値下げの流れが広がっている。

12日にはNongshim、Ottogi、Samyang Foods、Paldoの4社が一部商品を平均4.6〜14.6%値下げした。CJ CheilJedang、Daesangなど6社も、一部商品を平均3〜6%引き下げる方針を示している。

農林畜産食品部は19日、キム・ジョング次官主宰で「民生物価特別管理タスクフォース(TF)流通構造点検チーム」の第3回会議を開き、菓子・アイス各社の値下げ方針を明らかにした。

一方で、為替や原価の負担が続くなか、値下げが長引けば食品各社の収益圧迫につながるとの懸念も出ている。

業界関係者は「菓子やアイスは原材料が多岐にわたるため、特定原材料の価格変動の影響は限定的だ」としたうえで、「値下げの流れには参加しているが、企業側の負担が小さくないのも事実だ」と話した。

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