暗号資産系YouTuberのオスカー・ラモス氏が、XRPへの強気姿勢を改めて打ち出した。XRPは足元で1.46ドル(約219円)と、2025年につけた高値3.66ドル(約549円)から6割超下落しており、市場では割安との見方がある一方、供給拡大や追加下落を警戒する声も出ている。
ブロックチェーンメディアのThe Crypto Basicが18日(現地時間)に報じたところによると、ラモス氏はXRPが過小評価されているとして、現在の水準を買い場だと訴えた。
ただ、市場参加者の見方は分かれている。X(旧Twitter)では、無理に一点集中する必要はないとして、過度な強気論をけん制する声が上がった。別の投資家は、ポートフォリオの99%をXRPに振り向けているとしたうえで、大きな成果につながるかはなお見極めが必要だとの見方を示した。
XRPは直近で1.60ドル(約240円)まで持ち直し、時価総額は930億ドルに回復した。Binance Coin(BNB)を上回って時価総額4位に浮上したことで、市場では再評価への期待もくすぶっている。
一部の市場関係者は、現在の価格水準について、潜在価値に比べてなお低いとみている。アナリストのファースト・レジャーは「本来10ドルの価値がある資産が、足元では1.30~1.50ドル(約195~225円)で取引されている」として、XRPは著しく割安だと主張した。
一方で、市場では供給拡大による希薄化懸念も根強い。足元で反発しているとはいえ、XRPを巡っては割安論と供給面への警戒が交錯している。
ラモス氏は2025年にもXRPの購入を推奨していたが、その後、価格は5割超下落した。チャート分析を手掛ける市場関係者の間では、0.70ドル(約105円)まで下落する可能性を指摘する声もある。1.80~2.40ドル(約270~360円)の抵抗帯を上抜けできなければ、追加調整は避けにくいとの見方だ。
その一方で、長期的には20ドル超まで上昇する余地があるとみる強気派もいる。
ラモス氏の積極的な買い推奨を受けても、XRPに対する市場の評価はなお割れている。割安感や長期的な上昇余地を重視する見方がある一方、供給拡大や一段安リスクを警戒する慎重論も少なくない。
今回の論争は、期待収益だけでなく、価格変動の大きさとリスクをどこまで許容できるかが、投資判断の重要な軸であることを改めて浮き彫りにしている。