Bitcoin(BTC)は7万1176ドル(約1068万円)まで下落し、前日比4.13%安となった。Ethereum(ETH)やXRP、Solana(SOL)、BNBなど主要アルトコインもそろって下落し、暗号資産市場は全面安の展開となった。
個別では、Ethereumが2200ドル(約33万円)で5.66%安、XRPが1.46ドル(約219円)で3.51%安、Solanaは90.34ドル(約1万3551円)で4.75%安、BNBは652ドル(約9万7800円)で2.75%安だった。Bitcoinの市場占有率は58.23%だった。
今回の下落については、マクロ環境への警戒とリスク回避姿勢の強まりが重なったことが背景とみられる。中東地域の地政学リスクが高まる中、米連邦準備制度理事会(Fed)の金融政策を巡る不透明感も続いており、暗号資産市場では売りが優勢となっている。
CryptoQuantは報告書で、機関投資家の需要が明確に鈍化したと指摘した。昨年はBitcoinを継続的に買い付けていた米国のスポットETFについても、今年に入って純流出に転じたとしている。
ZX Squared Capitalの創業者、CK・ジェン氏は、「Bitcoin価格は現在、明確な弱気相場局面にある」との見方を示した。その上で、イランを発端とする戦争と4年周期のサイクルを理由に、2026年中にさらに30%下落する可能性があると警告した。
Bitcoinは昨年10月に過去最高値を付けた後、足元では約44%下落した。市場では7万1300ドル近辺が短期的な重要水準として注目されている。
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