Samsung SDSは18日、政府世宗コンベンションセンター国際会議場で、行政・公共機関の担当者を対象とした「Samsung SDS インダストリーデイ」セミナーを開催し、公共分野におけるAIトランスフォーメーション(AX)の戦略と導入事例を紹介した。
インダストリーデイは、公共分野に加え、製造・流通、金融、国防など幅広い業種を対象に、Samsung SDSのソリューションやサービスの方向性、実際の導入事例を紹介するイベントである。今回は今年初の開催として、公共AXをテーマに実施した。
Samsung SDSは2025年、政府横断のAI共通基盤活用事業と知能型業務管理事業を受注した。現在は中央省庁や地方自治体向けに関連サービスの導入を進め、公共分野でのAX拡大を支援しているという。
当日は、中央省庁や行政機関、公共機関の情報化担当者約250人が参加した。韓国知能情報社会振興院(NIA)や京畿道教育庁など、Samsung SDSのソリューションを活用している機関の担当者が登壇し、現場での導入事例を紹介した。
セミナーでは、科学技術情報通信部と行政安全部が共同で推進した政府横断AI共通基盤事業を担うNIAが、公共AXの推進方針とAI共通基盤の活用方法を説明した。京畿道教育庁は、生成AIを活用した協業ソリューション「Brity Works & Copilot」の導入後に生じた組織の変化や、社内定着までのプロセス、運用面での改善事例を共有した。
このほか、先月正式に公開された国民向けAI行政相談サービスの事例も紹介した。同サービスはGovernment24に適用された統合型のAI行政相談サービスで、政府横断AI共通基盤を活用し、相談受付と回答対応の体制を構築したという。
Samsung SDSで戦略マーケティング室長(副社長)を務めるイ・ジョンホン氏は「公共AXの推進方向と実際の革新事例を共有する場になった」と述べた。今後も製造・流通、金融、国防など業種別セミナーを通じ、AXに関する知見を継続的に発信していく方針だ。