写真=Kakao Entertainment

Kakao EntertainmentとNaver Webtoonは19日、ウェブトゥーン・ウェブ小説の海賊版サイトとして国内最大級とされる「アジトゥーン」の運営者を相手取った民事訴訟で勝訴したと発表した。

裁判所は11日、両社がそれぞれ請求していた10億ウォンの損害賠償を全額認容し、合計20億ウォン(約2億2000万円)の支払いを命じた。あわせて遅延損害金と仮執行も認めた。

同サイトでは、ウェブトゥーン約75万件、ウェブ小説約250万件が違法に流通していたという。2024年8月には、文化体育観光部と大田地方検察庁の合同捜査により運営者が摘発された。

その後の刑事裁判では懲役2年の実刑判決が言い渡され、控訴審でも同じ量刑が維持された。

両社はそれぞれ10億ウォンの損害賠償を求めて提訴していた。訴訟では、流通規模や運営期間などを踏まえ、被害額を数千億ウォン規模と推計して裁判所に提出したとしている。

今回の判決により、同サイトを巡っては、摘発から刑事処罰、控訴審判断、民事上の損害賠償命令まで一連の司法判断が出そろった。刑事・民事の両面で責任が認められた事例として、今後の類似案件にも影響を与える可能性がある。

Kakao Entertainmentは本件に関連し、Naver Webtoon、RIDI、KidariStudio、Lezhin Entertainment、Toptoon、Toomicsとともに構成するウェブトゥーン違法流通対応協議体として、厳罰を求める嘆願書を提出するなど、共同対応を進めてきた。

Kakao Entertainment法務室長のイ・ホジュン氏は「今回の判決は、大規模な著作権侵害に対し、民事・刑事の責任がともに認められた事例だ」とコメントした。その上で「今後も違法流通対応の専担組織を中心に対応体制を高度化し、告訴や訴訟などの法的措置も並行して進めながら、クリエイターの権利保護に取り組む」と述べた。

またKakao Entertainmentは、専担組織を通じて世界で累計10億件超の違法コンテンツを削除したとしている。

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