Microsoftが、OpenAIによるAmazon Web Services(AWS)の採用を巡り、OpenAIとAmazonに対する法的措置を検討している。英Financial Times(FT)が18日(現地時間)に報じた。
問題となっているのは、OpenAIが企業向けAIエージェントの構築・運用基盤「Frontier Cloud」の提供基盤としてAWSを選定した点だ。FTによると、Microsoftはこれが両社のパートナーシップ契約に抵触する可能性があるとみている。
Microsoft側は、OpenAIのモデル提供はAzure経由に限定するのが提携条件だと主張している。これに対し、AWS経由でFrontier Cloudを提供することが契約違反に当たる可能性があるという。
これに先立ち、AmazonはOpenAIに500億ドル規模の資金を投じ、その一環としてFrontier CloudをAWS上で提供できるようになったとされる。
FTによれば、各社はFrontier Cloudの立ち上げを前に、訴訟に発展する事態を避けるため協議を進めている。
MicrosoftはOpenAIの初期投資家の1社でもある。2019年に10億ドル、2023年初めに100億ドルをそれぞれ投資した。
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