Nvidiaのジェンスン・フアンCEO(写真:Shutterstock)

Nvidiaが、中国市場で販売可能な「Grok」推論AIチップの投入準備を進めていることが分かった。ロイター通信が18日、事情に詳しい関係者2人の話として報じた。

関係者によると、中国向けに用意しているチップは、性能を抑えた版ではなく、中国市場専用に新規設計したものでもない。一方で、他システムとの接続に対応できるよう調整可能だという。中国向けのGrokチップは、5月にも投入される見通しだ。

Nvidiaは昨年末、AIチップ関連のスタートアップであるGrokと契約を結び、技術ライセンスを確保した。今週、米カリフォルニア州サンノゼで開催した年次カンファレンス「GTC 2026」では、Grokチップをベースにした新製品群を発表している。

Nvidiaは、Grokチップを推論用途で活用する方針だ。推論は、AIが質問への回答やコード生成、ユーザーの要求処理などを担う局面を指す。今回公表した製品群では、中国で販売できない次世代GPU「Vera Rubin」とGrokチップを組み合わせる構成も示した。

ジェンスン・フアンCEOはGTCの基調講演で、「推論の変曲点が来た」と述べたうえで、「需要は増え続けている」と語った。

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