Cplatformは3月18日、企業向けの次世代仮想化基盤「Smart-V」を発表した。オープンソースの仮想化基盤「Proxmox」をベースに、GPU連携や耐量子暗号(PQC)技術を組み込み、VMware代替需要を取り込む考えだ。
同社によると、Smart-VはProxmoxを基盤とするエンタープライズ向け仮想化プラットフォーム。既存の商用仮想化製品と比べ、コストを抑えやすく、柔軟に拡張できる点を特徴とする。
GPUリソースとの連携機能を備え、AI、機械学習、HPC用途に対応する。デスクトップ仮想化(VDI)に加え、サーバー仮想化でも安定した性能を提供し、VMware依存の見直しが進む市場に向けた代替基盤として展開する。
セキュリティ面では、ITCEN PNSが保有する耐量子暗号(PQC)ベースの技術をプラットフォームアーキテクチャに統合した。仮想マシン(VM)とストレージ単位の暗号化、認証機能を備えた管理ポータルのほか、GPUリソース連携時にもセキュリティを優先する設計を採用し、仮想化基盤全体でセキュリティ機能を標準搭載したとしている。
Cplatformは、Smart-Vを単なる仮想化製品にとどめず、性能とセキュリティを両立する次世代インフラ基盤として展開していく方針だ。
Cplatformのペ・グンテ代表は「Smart-Vは、仮想化技術と次世代暗号技術を組み合わせた戦略的プラットフォームだ。コスト効率とセキュリティの信頼性を同時に求める市場の需要に応えるソリューションになる」と述べた。その上で、「技術の内製化を基盤に、国内の仮想化市場で競争力のあるプラットフォーム事業者としての地位を確立したい」と語った。