NFTマーケットプレイス大手のOpenSeaが、独自トークン「SEA」の発行を無期限で延期した。Cointelegraphが17日(現地時間)に報じた。当初は3月30日の開始を予定していたが、市況の不透明感と準備の遅れを理由に見直したという。
OpenSeaは2025年10月にSEAトークンを発表し、NFTマーケットプレイスから、より幅広い取引に対応するプラットフォームへの転換を打ち出していた。SEAトークンでは、取引手数料の割引やクリエイター向けインセンティブ、コミュニティ投票機能の提供を想定しており、NFTと連動したステーキングにも対応する計画だった。
報酬プログラム「Waves」を巡っては、一部参加者に手数料返金の選択肢が用意される。第3〜第6フェーズの参加者は、報酬の「Treasure Chest」を放棄する代わりに、プラットフォーム手数料の返金を選べる。一方、第1〜第2フェーズの参加者には返金の選択肢がなく、不満の声が出ているとCointelegraphは伝えた。
OpenSeaのNFT取引高は、10月の33億ドル(約4950億円)から11月には7億500万ドル(約1058億円)へ落ち込み、足元では月間5億ドル(約750億円)を下回る水準まで縮小している。
SEAトークン発行の新たな日程は、現時点で示されていない。
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