LG Uplusは、エンタープライズLinux環境のコスト構造を見直す一環として、CIQの技術支援を受けながらRocky Linuxを採用する。既存環境のライセンス更新費用が大幅に上昇したことを受け、長期的なコスト最適化とベンダーロックイン回避を図る。
CIQによると、Rocky LinuxはオープンソースのLinuxディストリビューションで、誰でも無償でダウンロードして利用できる。CIQはこれに加え、Rocky Linux向けのコンサルティングや技術支援を有償のサブスクリプションで提供している。
LG Uplusではここ数年、既存のエンタープライズLinux環境にかかるライセンス更新費用が最大3倍に上昇し、長期的なコスト管理の負担が増していた。ベンダー依存への懸念も踏まえ、代替策としてRocky Linuxの導入を決めたという。
同社はRocky Linuxを基盤に標準運用体制を整備し、CIQの公式サポートの下、セキュリティパッチ適用やアップデート、長期保守の安定性確保を進める方針だ。
LG Uplusのアン・セフン主席アーキテクトは、「大規模インフラを運用する通信事業者にとって、OSは単なる技術要素ではなく、コスト、安定性、サービス品質全体に影響する中核基盤だ」とコメントした。その上で、「CIQのエンジニアリングチームの支援を受けることで、コスト構造をより明確に管理しながら、安定したエンタープライズ運用環境を継続的に維持できると期待している」と述べた。
CIQの韓国統括支社長を務めるチョ・ヒョンジン氏は、「LG Uplusは、コスト効率と技術的安定性の両立が求められる代表的な大規模エンタープライズ顧客だ」と説明した。さらに、「CIQはRocky Linuxの立ち上げを支援してきたパートナーとして、LG Uplusがベンダー依存から脱却し、長期的に信頼できるインフラ運用モデルを構築できるよう継続して支援する」と語った。