Kiwoom Securitiesは3月16日、3月10日時点の発行手形残高が1兆ウォン(約1100億円)を超えたと発表した。2025年11月に金融当局から発行手形事業の認可を取得し、同年12月19日に初の関連商品「Kiwoom 発行手形」を発売していた。
「Kiwoom 発行手形」は発売から1週間で、販売目標としていた3000億ウォン(約330億円)を達成した。特別販売の終了後も競争力のある金利を打ち出して販売を続け、取扱開始から約3カ月で残高1兆ウォンを突破した。2026年上期は残高2兆ウォン(約2200億円)を目標に販売を拡大する方針だ。
同社は2026年、新規リスクマネーとして6000億ウォン(約660億円)を供給する計画も示した。中小・ベンチャー・イノベーション企業向けの資金供給を拡大するほか、ベンチャーキャピタル(VC)や新技術事業金融会社、KOSDAQベンチャーファンドに関連するセカンダリー市場の活性化も進める。中小・ベンチャー・イノベーション企業に対しては、2000億ウォン(約220億円)以上の直接投資を強化し、VCのセカンダリーファンドにも資金を振り向ける。
あわせて、民間ベンチャー母ファンドへの資金供給も進める。Kiwoom Securitiesは同ファンドに総額2000億ウォン(約220億円)を出資する予定だ。民間ベンチャー母ファンドは、ベンチャー企業に投資する複数の子ファンドへ出資するファンド・オブ・ファンズで、民間資金のみで組成される。
同社によると、過去5年間、KOSDAQベンチャーファンドや新技術事業金融組合などを通じて、中小・ベンチャー・イノベーション企業に毎年1000億ウォン(約110億円)以上のエクイティ投資型リスクマネーを継続的に供給してきた。2025年末時点のリスクマネー投資残高は、すでに約7500億ウォン(約825億円)に達しているという。
同社関係者は「投資家保護を最優先としながら、差別化した運用力で企業の成長を支え、その成果を投資家に還元する好循環の仕組みを確立していく」とコメントした。その上で、「個人顧客に良質な投資資産を提供するという趣旨のもと、今後も競争力のある金利を提示していく」としている。