Nate Communicationsは21日、メッセンジャーサービス「Nateon」にソーシャルログイン機能を導入したと発表した。Naver、Kakao、Google、Appleの4サービスに対応し、Nate会員でなくても新たにIDを作成せず利用できるようにする。
対象となるアップデートは1月14日から適用している。ユーザーは保有するソーシャルアカウントで、そのままNateonにログインできる。
対応するソーシャルログインは4種類。利用者の多いNaverとKakaoに加え、GoogleとAppleにも対応し、ログイン手段の選択肢を広げた。
今回の見直しでは、従来の会員登録手続きを簡素化した。ソーシャルログイン時には、各アカウントに登録された電話番号やメールアドレスの情報を活用し、最小限の確認でNateonを利用できるようにした。
認証には各プラットフォームの標準認証方式であるOAuthを採用した。PCとモバイルのいずれでも同じソーシャルアカウントで利用できるようにし、利用環境をまたいだ使い勝手も高める。
同社は今回の施策について、複数のメッセンジャーを用途別に使い分ける動きの広がりを踏まえた対応だとしている。目的や人間関係、利用シーンに応じて、異なるメッセンジャーを併用するユーザーが増えているためだ。
日常的な私的コミュニケーションではモバイル中心の個人向けメッセンジャーを使い、共同作業や大容量ファイルの送信など仕事上のやり取りではPC利用に適した別のメッセンジャーを選ぶ、といった公私分離のニーズが高まっているという。Nateonはソーシャルログインの導入で外部ユーザーの取り込みを進め、業務用途の“第2のメッセンジャー”としての位置付け強化を目指す。
Nateonは、大容量ファイルの送受信・管理、メッセージの取り消し、グループコミュニケーションに特化した「チームルーム」、リモート制御など、業務利用を想定した機能を備える。
ソン・ヒョンソンNateon本部長は「二要素認証の導入によってセキュリティ面の不安軽減を進めてきたのに続き、今回のソーシャルログイン適用でログイン手続きの煩雑さも抑えた」とコメント。「セキュリティと利便性のバランスをさらに高め、より多くのユーザーが安心して利用できるメッセンジャー環境を整えていく」と述べた。