Netflixは20日(現地時間)、2025年10〜12月期の売上高が前年同期比17.6%増だったと発表した。広告売上高は初めて開示し、15億ドル(約2250億円)に達した。売上高は市場予想を上回った。
同社はあわせて、3年前に始めた広告事業の実績を初めて公表した。広告売上高は前年の2倍超に拡大しており、収益源の多様化が進んでいることを示した形だ。
米メディアThe Informationは、今回の開示について、従来のサブスクリプション依存から脱し、収益の多角化が本格化していることを示す内容だと報じた。
Netflixによると、有料会員数は3億2500万人を超えた。四半期ごとの会員数公表を停止して以降、1年ぶりの開示となる。事業基盤の強さと市場での存在感を改めて示す狙いがあるとみられる。
一方、決算発表後の時間外取引で株価は約5%下落した。2026年の売上高成長率見通しを12〜14%と示したことが嫌気された。前年の16%成長を下回る見通しで、広告売上高が再び2倍超に増える見込みでも、市場では全体の成長鈍化への警戒感が意識された。
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