Spotifyが、紙の書籍とオーディオブックを自動で同期する新機能「ページマッチ」を開発している可能性がある。The Vergeが20日(現地時間)、Spotifyアプリのコード解析を基に報じた。
The Vergeによると、Spotifyアプリのバージョン9.1.18.282のコードから「ページマッチ」に関する記述が見つかった。オーディオブックの再生中に紙の書籍を読んでいる際、現在開いているページをカメラで読み取ると、該当箇所の再生位置に自動で移動する仕組みだという。
利用には、Spotify上で対象のオーディオブックをアンロック、または購入していることが必要とされる。また、紙の書籍または電子書籍を別途持っていることも前提となる。OCR(光学式文字認識)で読み取ったページ情報を基に、オーディオブック内の特定のタイムスタンプと照合することで、手動で再生位置を合わせる手間を減らせる可能性がある。
もっとも、Spotifyはこの機能を正式には発表しておらず、実際に提供されるかどうかも現時点では不明だとThe Vergeは伝えている。
The Vergeはあわせて、OCRの精度は完全ではないため、特定のページを認識できない場合には別のページの読み取りを促す補助機能が必要になる可能性があると指摘した。なお、AmazonはオーディオブックとKindle電子書籍を同期する「Whispersync」を提供しているが、紙の書籍との連携には対応していない。
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