防衛産業および米製造業向けのデータ統合プラットフォームを開発するMorphSystemsは1月20日、Mashup Venturesと500 Globalからプレシードラウンドで資金を調達したと発表した。
同社は、Palantirを導入した防衛産業や米製造業の企業に対し、サプライチェーンデータと業務フローの設計を支援するエンタープライズAI企業だ。顧客の業務文脈に沿ってデータ間の関係を体系的に定義するオンソロジーモデルを構築し、ERP、物流、清算関連、運用データが意思決定や実行に結び付くよう、データフローを設計する。
Palantir導入の初期段階にある組織に対しては、将来の拡張を見据えたデータ構造や業務設計も並行して進める。サプライチェーンの規模が拡大しても、安定運用に耐えるデータ処理基盤と高性能な演算環境を整備できるとしている。
同社によると、創業初年度の売上高の40%を米国顧客が占めた。2026年にはこの比率が80%超に拡大する見通しだという。
パク・ミンギュ代表は「今回の資金調達を受け、米国市場を軸に、オンソロジー基盤の大規模演算と意思決定を支える運用システムを実装する計画だ」とコメントした。さらに「現場起点のAIシステム運用で培った経験を基に、特定産業とワークロードに最適化したNeo-Cloudインフラとソフトウェアレイヤーへと拡張していくことを最終目標としている」と述べた。
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