Hana Technologyは1月20日、パルス技術を活用した充放電事業を担う子会社「Hana Celltron」を設立したと発表した。パルス技術の本格的な商用化を進め、電池製造工程の高度化につなげる考えだ。
Hana Technologyは、二次電池の組立・活性化工程向け設備を手掛ける。新会社では、パルス充放電技術を軸に関連事業を展開する。
同社によると、パルス技術は電流の流れを周期的に制御し、電池内部のストレスを抑える技術だ。定電流・定電圧方式に比べ、電池にかかる物理的・化学的な負荷の低減が見込めるという。
また、充放電時間の短縮に加え、デンドライトの形成抑制による安全性向上や、電池寿命の延長にもつながるとしている。
Hana Celltronは、充放電装置の製造に加え、最適化した充放電アルゴリズムと、データベースおよび工程管理ソフトウェアを組み合わせて提供する。電池メーカーの歩留まり向上や品質のばらつき低減に寄与すると説明している。
Hana Technologyは、子会社設立を機に国内外の電池メーカーとの協力を強化する。パルス技術を基盤とする専用設備のラインアップを拡充し、グローバル市場でのシェア拡大を目指す。
Hana Celltronの関係者は「子会社設立は、Hana Technologyが蓄積してきたエンジニアリング力と次世代パルス技術を融合し、電池製造の新たな標準を示す出発点だ」とコメント。「工程改革を求める世界の電池メーカーにとって、最も信頼されるソリューションパートナーを目指す」と述べた。
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