FedExは、日本の配送ネットワークに電動配送トラック17台を導入した。都市部での集荷やラストワンマイル配送に活用し、車両1台当たり年間約3.3トン、17台合計で年間約62トンのCO2排出量削減を見込む。
EV関連メディアのElectrekが19日付で報じた。導入したのは、三菱ふそうの「eCanter」と、いすゞのエルフ電動トラック。積載量はいずれも約1.5トンで、日本国内の集荷およびラストワンマイル配送に投入する。
FedExは、配送密度の高い都市部において排出量を抑えながら、従来並みの配送スピードとサービス品質を維持できるとみている。FedEx Japanのキ・アレン・クボタ氏は、持続可能性と効率性を事業運営の中核に据え、低排出技術の導入を継続的に拡大していく方針を示した。
同社の試算では、電動配送トラック1台当たり年間約3.3トンの排出量削減が可能という。同一条件で走行するディーゼルトラックと比べた数値で、17台では年間約62トンのCO2排出量削減効果を見込んでいる。
今回の導入は、日本政府が進める環境政策の方向性とも重なる。日本は2013年比で2035年までに温室効果ガス排出量を60%削減し、2050年のカーボンニュートラル実現を目標に掲げている。FedExは電動配送車の導入を通じて、都市部の大気環境の改善と環境配慮型の物流体制構築に取り組む考えだ。
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