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GoogleのAIモデル「Gemini」を巡り、外部企業や開発者向けAPIの利用が急拡大している。APIコールは3月の350億回から8月には850億回まで増加しており、Google CloudのAI向けサーバーインフラ売上にも波及した可能性がある。2月4日に予定される第4四半期決算では、その業績寄与が焦点になりそうだ。

米The Informationは19日(現地時間)、事情に詳しい関係者3人の話として、過去1年でGeminiモデルにアクセスできるAPIの利用が大きく伸びたと報じた。

GoogleはGoogle Cloudを通じてGeminiモデル向けAPIを提供している。The Informationによると、Gemini APIへのリクエスト件数を示すAPIコールは、Gemini 2.5を公開した3月の350億回から、8月には850億回へ増加した。

こうした利用拡大は、Google Cloudが提供するAI向けサーバーインフラの売上増にもつながった可能性が高い。さらに、11月に投入したGemini 3シリーズも好調とされており、API売上は下半期に一段と伸びた可能性がある。

The Informationは、こうした動きが2月4日のGoogle第4四半期決算で業績に反映される可能性があると伝えた。

投資家はこれまで、AIインフラへの巨額投資がどこまで収益化につながっているかを注視してきた。Googleは昨年秋、2025年の資本支出を910億〜930億ドルと見込むと示した。2024年の525億ドルと比べると、ほぼ2倍の水準になる。

一方、The Informationは、Googleにとっての大きな課題は、Geminiを基盤にした企業向けソフトウェアの有料利用をどこまで広げられるかにあると指摘した。

代表例として挙げたのが「Gemini Enterprise」だ。企業データ検索機能を備えたGeminiチャットボットと、AIエージェントの構築・運用基盤を組み合わせた製品で、Googleは2月の決算発表でこの分野の成長もアピールする見通しだと報じている。

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