KOSA(韓国人工知能・ソフトウェア産業協会)は1月19日、SK AXと連携し、機能点数(FP)の算定をAIで自動化する「AI FP Agent」を公開すると明らかにした。公共SW事業における算定業務の効率化につなげる狙いだ。
AI FP Agentは、KOSAが提供する「SW事業 実装段階 SW開発費 簡易法 算定様式」のExcel形式をもとに、利用者が作成した単位機能リストを分析するツール。機能タイプを判別し、判定が難しい項目については利用者に再確認を促す。
KOSAは2025年9月にSK AXと業務協約を結んだ後、同ツールの開発を進めてきた。第1段階では、機能リストのテンプレートに基づき、単位プロセス名の認識と機能タイプの識別機能の実装に注力した。
第2段階では、SW開発事業の提案依頼書(RFP)や業務指示書を学習データとして活用し、機能要件の識別と単位プロセス抽出アルゴリズムの高度化を進める計画だ。
今後は、自動化ツールが導き出した結果に対し、専門家による二次検証とSW事業対価の運営機関による確認を組み合わせることで、原価算定業務の効率向上を図る方針。公共部門の発注行政を支援するとともに、会員企業が適正な対価を受けられる実務サービスの提供を目指す。
チョ・ジュンヒ会長は「AI FP Agentは、公共SW発注システムにおける長年の課題だった算定の不備や非効率を解消し得るソリューションだ」と述べた。そのうえで「今後は専門家による検証プロセスを経て、公共機関と民間企業の双方から信頼されるサービスへ発展させたい」と語った。
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