Meta(写真=Shutterstock)

暴風雨や竜巻などを追って撮影するストームチェイサーのグループが、FacebookとInstagram上で繰り返されている著作権侵害にMetaが適切に対処しなかったとして、集団訴訟を起こした。

GIGAZINEが19日付で報じたところによると、原告側はデジタル・ミレニアム著作権法(DMCA)に基づく削除要請をMetaに数百件提出したものの、同社がこれを無視したり、適切に処理しなかったりしたとして、米テキサス州の連邦地裁に提訴した。

訴状によれば、暴風雨や竜巻の映像はX(旧Twitter)やYouTube、Facebookなどで無断複製されるケースが多く、なかでもFacebookでの被害が深刻だという。

MetaはFacebookとInstagramで、権利者がコンテンツを保護・管理できるよう「Rights Manager」を提供している。ただ、原告側は、一部のアカウントではこの機能を十分に利用できないケースがあったと主張している。

さらに訴状では、Metaが収益性の高いアカウントに限って繰り返し侵害への措置を講じ、それ以外のアカウントには迅速に対応していなかったとする社内文書にも言及した。原告側は、こうした対応が意図的な放置の可能性を示していると主張。損害額は数百万ドルに上る可能性があるとしている。

今回の訴訟は、ソーシャルメディア各社の運用方針が法的責任を問われる可能性を改めて示すものとなりそうだ。プラットフォームにおける著作権侵害対策の限界と課題にも焦点が当たりそうだ。

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