Miso Information Technologyは1月19日、データ品質診断サービス「Smart MDQ」が、技術革新性と公共性の評価を受け、科学技術情報通信部の革新製品に指定されたと発表した。これにより、同サービスは調達庁の公共革新調達プラットフォームを通じて導入できるようになった。
同社によると、「Smart MDQ」は調達庁の公共革新調達プラットフォームを通じて導入可能。革新製品を先行購入して需要機関に提供する試験購入制度を活用し、実際の導入を前提とした実証にも対応できるという。
「Smart MDQ」は、公共分野で扱う各種データを対象に、データ誤りの自動検知や、整合性・完全性・正確性の検証、標準に基づくデータ品質管理、AIや分析向けデータの信頼性確保といった機能を提供する。
ルールベースの検証とAIベースの品質診断技術を組み合わせている点も特徴だ。医療や製造分野における生産・設備・品質データのほか、公共機関の行政・運営データについても、AI活用に耐えうる品質へと整備・管理することを支援する。
同社は「Smart MDQ」を通じ、AIファクトリー構築事業におけるデータ基盤の高度化や、製造AXに向けた中核データインフラのSaaS提供、公共機関のデータガバナンスと信頼性の強化、さらにAI・ビッグデータ・デジタルプラットフォーム政府関連施策の基礎となるデータ品質の確保などを後押しし、公共・産業分野全体のデジタルトランスフォーメーションを支援する方針だ。
ナム・サンド代表は、「公共機関のAX転換は、信頼できるデータ品質の確保から始まる」とした上で、「今回の調達庁による革新製品指定を機に、公共データの品質管理の高度化と、データ基盤を活用した公共サービスの高度化に積極的に貢献していきたい」と述べた。