画像=Coinbaseのレイヤー2ブロックチェーン「Base」

Coinbaseが主導するEthereumのレイヤー2ネットワーク「Base」向けアプリ「Base App」が、取引重視の設計へと方針転換する。BaseおよびBase Appの責任者を務めるジェシー・ポラック氏がX(旧Twitter)で、同アプリを「trading-first」の方向に再編すると明らかにした。

Base Appは、従来の「Coinbase Wallet」を再編したセルフカストディ型のWeb3アプリ。Coinbaseはこれまで、ウォレットや取引、ソーシャル機能を一体化した「Web3スーパーアプリ」として展開してきた。

ただ、ポラック氏によると、ここ数カ月にわたってユーザーの反応を分析した結果、「アプリがソーシャル機能に偏って見える」との声が多く寄せられたという。現行の構成ではWeb2に近い印象が強く、ユーザーが求める幅広い資産へのアクセスを十分に打ち出せていなかったとしている。

こうした反応を受け、Base Appは取引体験を前面に出したユーザーインターフェースへ見直す。ソーシャル機能は補完的な役割に位置付ける。ポラック氏は、金融機能を軸にソーシャル要素を重ねる方が自然だとして、優先順位を改める考えを示した。

今回の方針転換は、SocialFi分野で進む戦略見直しの流れとも重なる。代表的なSocialFiプロトコルのFarcasterも最近、ソーシャル中心の構造から距離を置き、取引ベースの収益モデルへ転換している。

Dragonfly Capitalのパートナー、ロブ・ハディック氏は「Baseは事実上、Web3における最後の『ソーシャル中心』の選択肢だった。いま市場では、ブロックチェーンは本質的に資金移転の手段だという見方が改めて強まっている」と述べた。

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