米データベース企業のClickHouseが4億ドルを調達し、企業評価額は150億ドルを超えた。米TechCrunchが1月16日(現地時間)に報じた。
調達はDragonier Investment Groupが主導し、Bessemer Venture Partners、GIC、Index Ventures、Khosla Ventures、Lightspeed Venture Partnersが参加した。評価額は前年の63億5000万ドルから約2.5倍に拡大した。
ClickHouseは、Yandexから独立した企業で、大規模データ分析向けのデータベースソフトウェアを手掛ける。AIエージェントの普及で処理データ量が増えるなか、関連需要の取り込みを進めている。
同社は資金調達とあわせて、AIエージェントの性能を追跡・評価するスタートアップLangfuseの買収も明らかにした。これにより、AIエージェントの観測・評価分野への展開を本格化する。
Langfuseは、AIモデルのオブザーバビリティを高めるプラットフォームを提供しており、LangChainのオブザーバビリティ製品「LangSmith」と競合する。
ClickHouseは、オープンソースのデータベースを基盤とするクラウドサービスで収益を伸ばしている。年間経常収益(ARR)は前年同期比で250%超増加した。主要顧客にはMeta、Tesla、Capital One、Lovable、Decagon、Polymarketが名を連ねる。最近は米国での法人設立手続きも進めている。
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