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最新モデルではなく、あえて旧型スマートフォンを選ぶユーザーは少なくない。価格を抑えたい、過去のデザインが好み、特定の機能を使い続けたい――理由はさまざまだが、実用目的で選ぶならまず確認すべきなのはセキュリティとOS対応だ。

米TechRadarは1月15日(現地時間)、2026年時点で実用できる旧型スマートフォンの条件を整理した。焦点として挙げたのは、セキュリティアップデートが継続しているか、またOSサポートが残っているかの2点だ。

新品で入手できる最も古いモデルとしては、AppleのiPhone 12が挙げられた。Android端末ではSamsungのGalaxy S22、GoogleのPixel 7、OnePlus 12シリーズが引き続き購入可能なモデルとされている。

一方、中古やリファービッシュ品まで対象を広げると選択肢は増えるが、セキュリティサポートの確認は欠かせない。Appleは2015年発売のiPhone 6Sに対しても、2025年にiOS 15.8.5としてセキュリティパッチを提供した。

もっとも、動作するとしても旧OSでは最新アプリが正常に使えない可能性がある。このため、使えるかどうかと、快適に実用できるかどうかは分けて考える必要がある。

Androidでは、Googleの公開情報を踏まえると、実用上の安全ラインはAndroid 13前後になる。これを満たす最も古いモデルとして、2019年10月発売のGoogle Pixel 4が挙げられた。Samsung Galaxy S20シリーズ、OnePlus 9シリーズもAndroid 13で動作可能だという。

ただし、メイン端末として使う前提なら、求められる条件はさらに厳しくなる。最新のiOS 26をインストールできる最も古いiPhoneは、2019年発売のiPhone 11とされた。

Android陣営では、最新のAndroid 16に対応する端末として2021年発売のGoogle Pixel 6が挙げられた。これは、2022年発売のSamsung Galaxy S22や2023年モデルのOnePlus 11と比べても、アップデート面での寿命の長さを示す例だとしている。

セキュリティアップデートが完全に打ち切られた端末を使う場合は、より慎重な運用が必要になる。ハッキングのリスクを抑えるには、Wi-Fiやモバイル通信を使わず、SIMカードも外したうえで、オフライン専用機として使うのが前提になる。

金融情報などの機微情報は入力を避け、写真などのデータ移行も信頼できる端末と有線接続で行う方が安全だという。

こうした実用面とは別に、レトロブームを背景として、iPhone 4のような販売終了済みの旧型モデルがコレクターや一部ユーザーの間で再評価されている。独特のカメラの色味やデザインが、いわゆる「Y2K」的な感性に響くという見方だ。

旧型スマートフォンを選ぶ際は、「実用」と「コレクション」を明確に分けて考える必要がある。レトロな魅力を楽しむ目的であれば、高リスクな機能を遮断して使うのが望ましい。一方、メイン端末として使うなら、メーカーのOSサポートを受けられるiPhone 11やGoogle Pixel 6以降を選ぶのが現実的だ。

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