SK Telecomは1月16日、政府の国産AI基盤モデル事業の第2段階において、自社モデル「A.X K1」のマルチモーダル対応を段階的に進めると明らかにした。まず画像を対象に機能を拡張し、2026年下期以降は音声や動画にも対応領域を広げる方針だ。
A.X K1は、国内で初めて5000億を超えるパラメーターを備えた、5190億パラメーター規模の超大型AIモデルとして注目を集めた。
第1段階の評価項目の一つであるNIAベンチマークでは、10点満点中9.2点を獲得した。参加した5チームのうち、LG AI研究院と並んで首位となった。NIAベンチマークは、数学、知識、長文理解、信頼性、安全性など複数の領域を総合的に評価する指標だ。
A.X K1はApache 2.0ライセンスで公開しており、商用利用が可能なほか、ライセンス条件の範囲内で改変や再配布にも対応できる。
第2段階では、A.X K1をまず画像に対応させたうえで、マルチモーダル機能を順次拡張する。2026年下期以降は、音声や動画も扱えるよう機能の高度化を進める。
性能向上に向けては、学習データ規模を第1段階より拡大する。対応言語も韓国語、英語、中国語、日本語、スペイン語の5言語に広げ、モデル開発を加速する計画だ。
共同開発体制の拡充も進んでいる。SK Telecom、Krafton、42dot、Rebellions、Liner、Selectstar、ソウル大学、KAISTの8機関で構成するチームには、最近になってソ・ミンジュンKAIST AI大学院教授の研究室と、ソ・インスソウル大学数理科学部教授の研究室が加わり、研究領域を広げた。
今後は、SK hynix、SK Innovation、SK AX、SK BroadbandなどSKグループ各社に加え、韓国高等教育財団、チェ・ジョンヒョン学術院など20余りの機関が段階的にSK Telecomチームのモデルを活用する予定だ。SK Telecomは、これを通じて国内AIエコシステムの高度化を後押しする考えだ。