産業サイバーセキュリティを手がけるNozomi Networksが、OT/IoTセキュリティ担当者向けのAIアシスタント「Vantage IQ」を発表した。企業固有の資産・脆弱性・脅威データを学習し、インシデント調査や対応の迅速化、経営層向け報告書の自動作成を支援する。SiliconANGLEが1月15日(現地時間)に報じた。
同社によると、Vantage IQは企業内の資産情報や脆弱性情報、脅威データを学習し、利用状況に応じたセキュリティ情報を提供する。企業ごとのデータを踏まえて状況に応じた情報を提示し、セキュリティアナリストによるインシデントの調査・対応をAIで支援する仕組みだ。
また、経営層向けのセキュリティ報告書も自動生成する。Nozomi Networksは、Vantage IQについて「セキュリティチームの“同僚”のような役割を果たし、変化の激しい脅威環境の中で防御力の強化を後押しする」と説明している。
共同創業者のアンドレア・カルカノ氏は、「汎用AIの時代は終わった」とした上で、「Vantage IQはOT/IoTセキュリティに最適化したAIであり、セキュリティチームが攻撃者に先手を打てるよう支援する」と強調した。
Nozomi Networksは最近、三菱電機による約10億ドル(約1500億円)での買収で合意している。
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